老眼、目の病気、弱視などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

調理道具と見やすい食器

家の中 

調味料など「測る」便利グッズについては、こちらのページ(計量いろいろ)で書いています。
ここでは見えにくくても安全・便利に使える調理道具や食器を紹介します。

まな板は何色が見やすいか?

目が悪くなり始めた頃、うちのまな板は薄緑色でした。
新芽や新緑を思わせる、明るく柔らかでキレイな色でしたが、多くの野菜が見えにくいったらありゃしない、という状態でした。

その後はJosephJosephの折りたためるまな板の濃いピンクを使い、これはニンジンや柿以外は、けっこう見やすかったです。
(肉はきっと見えにくいと思います)

しかし、折りたたまれる部分が酷使の末に切れてしまい、寿命を迎えました。

以後は、黒いまな板を使っています。
ナスの皮の方や、ズッキーニやキュウリの皮の方、ワカメ、しいたけの屋根部分などは、黒と同化して見えなくなってしまいますが(視力がかなり悪いためです)、全般的には良い印象です。

我が家の黒いまな板

キッチンのスペースに余裕があって、手入れも怠らずに出来る方ならば、黒と白など薄い色の2種類を用意しておくと良いかも。
百均でもカラフルなまな板が売られているようです。

厚みがあるため自立するまな板(Amazon.co.jp)

ピーラー

私はまだ包丁で手を切ったことは無いのですが、ピーラーでは何度か危ない思いをしました。
安全に使える形は、たぶん人によって異なるので、必ずしもこれが安全というわけではないですが、こういう形状のピーラーもあることを知らなかったので、他にも知らない人がいるかもと思い、一応紹介です。

三角グリップで握りやすいピーラー(Amazon.co.jp)

電子レンジを使う調理

視覚障害者向けの料理教室では、火を使わずに電子レンジを使って調理する方法なども紹介されるようです。
幸い、電子レンジ調理用の容器はとてもたくさんあります。
例えば…

  • レンジで簡単ごはん炊き
  • レンジでパスタ
  • 電子レンジ 即席 ラーメンメーカー
  • ルクエ スチームケース(あらゆる蒸し料理に)
  • レンジでゆでたまご
  • 電子レンジで焼き魚
  • などなど。
    気になる料理名や食材と「電子レンジ」をキーワードにして検索してみると、出てくるかも知れません。

    老眼や視覚障害にも優しい電子レンジ

    ジタング RG-HS1

    視覚障害の大きなイベント「サイトワールド」で出会った三菱のジタング RG-HS1は、
    デカ文字・凸記号・光・音声ガイダンス・報知音・点字シール配布・音声らく楽クイックガイド
    などのユニバーサルな機能が搭載されたレンジグリルです。
    実際に見せていただきましたが、音声ナビで操作や残り時間を知らせてくれる便利さはもちろん、文字も大きくて黒背景に白文字で見やすく、使いやすそうな印象でした。
    嬉しいのは、単に「ユニバーサルです」というだけでなく、美味しさを極めるための最先端の技術も使われていること。
    目が悪い人だけでなく、機械操作に不安な高齢の方にも優しいのではないかと思います。

    老眼や視覚障害にも優しい炊飯器

    こちらも「サイトワールド」で知りましたが、三菱のIHジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」NJ-AW108は、
    デカ文字・点字・凸記号・光・音声ガイダンス・報知音・点字シール配布・音声らく楽クイックガイド
    などのユニバーサル機能を搭載した炊飯器。
    釜の内側のメモリも、見やすさに配慮したデザインとなっています。

    しかもユニバーサルなだけでなく、美味しさにも最先端の技術が使われていて、「銘柄芳醇炊き」では全国41銘柄それぞれの美味しさを最高に引き出すための、個別の炊き方モードがあるようです。
    余談ですが、お米の銘柄を選んで土鍋で炊きたてを食べる…というお店に行ったのですが、食べ比べてみてこんなにも銘柄で味が違うのかと驚きました。
    毎日の食事も、「おいしいごはん」を食べるというだけでなく、「今日からは〇〇の△△△」のように銘柄を色々食べ比べてみると、楽しみが増えそうです。

    見やすい食器

    お茶碗

    お茶碗は、内側が濃い色の方が見やすいです。
    私はたまたま色付きのお茶碗を使っていたのですが、たまに外食で白いお茶碗で出てくると、茶碗の中のご飯粒が見え無さすぎて愕然とします。
    黒っぽい色が嫌ならば、桜色やよもぎ色などの淡い色合いでも、白よりは見やすいでしょう。

    お箸

    ISSOU 一双 箸

    上画像はプレゼントで頂いた、ISSOU(一双)のお箸。
    美しい赤が際立つのはもちろん、表面が波のような凹凸のデザインになっているので、触っての判別もしやすく、滑りにくい仕様になっています。

    一人暮らしでない場合、箸は他の人の箸との見分けがつきにくい、という問題があります。
    また、万が一転がっていってしまった場合、目が悪いと見つけるのも一苦労。
    なので、家族の箸と区別しやすい色、転がりにくいデザイン、出来れば触ることでも判別が付くものを選ぶと探す苦労も軽減することでしょう。

    マグカップ

    コップなどのフチにセットして液体を注ぐと、センサーで察知して音と振動で深さを教えてくれる「液体どこまでE-1」という便利グッズがあります。
    直接リンクが貼れないので、「液体どこまでE-1」のキーワードで検索してみてください。

    また、日本点字図書館の「ロービジョンマグカップ&プレート」は、内側のラインなど見えにくい人に配慮したアイディア商品です。

    下画像の「みまもりマグ」は、マグカップの外側からも中身の飲料の量が分かります。
    本来は介護者が被介護者の飲用量を簡単に確認できるための物のようですが、もしかしたら目が少し見えにくい人にも便利かもと想像します。

    良さそうな商品を見つけたら、また追記します。

    しゃもじ

    白いご飯とのコントラストが鮮やかな、黒いしゃもじが見やすいです。
    黒いしゃもじはたくさんのメーカーが出しているので、入手しやすいです。

    そのほか

    お皿は無地の白が見やすいかと思います。
    私は外食で柄のあるお皿の柄を食べ物だと思って箸でつまもうとすることが何度もあります。
    なんであれ、料理とのコントラストを考えて選ぶと見やすくなります。