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iPadやiPhoneを電子ルーペ風に使う

ITは味方だ

電子ルーペとは、カメラで撮影した像を、モニタに映し出してくれる機器。
ルーペは倍率が高くなるほどレンズサイズが小さくなり、視界も狭くなりますが、電子ルーペにはそのデメリットがありません。
iPadなどのタブレットや、iPhonやAndroidなどのスマートフォン。
これらのカメラ機能を利用すれば、電子ルーペのように使うことも出来ます。

iPhone・iPadを電子ルーペ風に使う

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アプリを入れなくても、元々「拡大鏡」機能が備わっています。
「拡大鏡」を呼び出すには、
(a)ホームボタンをトリプルクリック(素早く3回押す)
(b)コントロールセンターから選んで起動
の2種類の方法があります。

(b)コントロールセンターの中に[拡大鏡]がない場合は、
[設定アプリ]→[コントロールセンター]→[コントロールをカスタマイズ]の中で、設定します。

この「拡大鏡」はとても優秀で、倍率の変更はもちろん、ピントの固定やカラー変更・反転なども出来ます。
明るさやコントラストなども調整出来ます。

どんなシーンで使うか

視力その他、見え方によって様々ですが、ざっと挙げてみると…

iPhone

・買い物の際の商品や説明文、値札などを見る
・飲食店でメニューを見る
・床や地面に落とした物を探す
・駅ホームの電光掲示板を見る
・渡されたチケットやパンフレットを見る
・病院の問診票や何かの申込書を書くときに使う
・ATMや駅の券売機など、機械操作の時に見る
・景色を見る
・インテリアを見る
・自分の顔を見る(カメラの自撮りモードや、鏡アプリで拡大)

iPad

・申込書などの記入時に
・細かい作業をする時に手元をズーム
・電化製品などのボタンやケーブル穴などの文字を見る
・細かいものを見分ける時に
・爪切りをする時に
・床や壁、天井の何かを探す時に
・庭などの植物のチェック
・窓の外の、遠くの何かをチェック
・自分の顔を見る(カメラの自撮りモードや、鏡アプリで拡大)
・賞味期限やインスタント食品の調理法などのチェック
・服や持ち物の、傷みやシミなどのチェック

などなど適当に挙げてみましたが、とにかく内蔵カメラが目の代わりをしてくれるので、あらゆる場面で便利に使えるはずです。
近くだけでなく、遠くの物にもピントを合わせたりズームできたりするのも、デジタル機器ならではの利点です。

その他のスマホ・タブレット

私はiPhoneとiPadしか使ったことがないので、詳しいことは分からないのですが…

Androidでは、標準アプリとしての拡大鏡は無さそうな感じですが、無料の拡大鏡アプリは複数あるので、電子ルーペ風に使えると思います。

AmazonのFireタブレットは「電子書籍リーダー」という印象が強いですが、検索してみるとFireタブレット対応の拡大鏡アプリもあるので、やはり電子ルーペ風に使えそうです。

本物の電子ルーペ

さて、ここまで「電子ルーペのように」とか「電子ルーペとして」などと書いてきましたが、本来の電子ルーペはどういったものなのでしょうか?

上の写真は、視覚障害のイベント時にシステムギアビジョンさん(旧タイムズコーポレーション)のブースで見せて頂いた電子ルーペです。
クローバー3(左)とクローバー4(右)です。
下に敷いてある新聞の文字を画面上に大きく表示しています。
そう、本物の電子ルーペは直接置いて使えるという大きな違いがあります。
(注意:全ての電子ルーペが同様に直接置いて使えるかはわからないので、購入の際は必ず確かめてください)

様々なメーカーが色々な電子ルーペを出していますが、外出時も使いたいと思っている私は「買うならクローバー3」と思っています。
視覚障害者用の機器を企画・輸入・輸出・販売しているシステムギアビジョン(旧タイムズコーポレーション)が扱っている製品ということも、私の中での信頼度が高いのです。

また、携帯用に電子ルーペを欲しいと思う理由の一つに、スマホだと使いにくい状況もあるというのもあります。
お店によっては撮影禁止なところもあるので、いくら「目が悪いので拡大のために使いたい」と言っても、周りに誤解や不快感を与えかねません。OKされたとしても、ありがたいのと同時に心苦しさも。
けれど電子ルーペならば、誤解を与えることも無いのではないでしょうか。


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