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視覚障害とiPhone/iPad(1) さらに大きな文字

ITは味方だ

「さらに大きな文字」を設定する

iPhone、iPadの視覚サポート機能は、前のページ で書いたように現在11種類あります。
その中からまず最初に、簡単に見やすくできる
「さらに大きな文字」
を設定しましょう。

設定の仕方は2種類あります。


方法1:アクセシビリティメニューから設定する

「設定」メニューから、「アクセシビリティ」メニューを選びます。
(この手順は前ページのアクセシビリティ設定はここにあるで 詳しく説明しています。

その中に「さらに大きな文字」メニューがあるので、選択します。

iPhone アクセシビリティさらに大きな文字

このメニューはごくシンプルで、

だけです。

iPhone さらに大きな文字

オンかオフのスイッチは、緑色が見えている状態がオン。
上画像は、オンの状態です。
(このスイッチの見え方も変えることが出来ます)

文字の大きさは、画面下の方スライダーを左右に動かすことで決められます。
左端が一番小さく、右端が最大です。
ここを動かすと、この画面内の文字の大きさが実際に変わるので、様子を見ながら好きな大きさを にします。

下の画像は、最小(左)と最大(右)を比較したものです。

iPhone さらに大きな文字

一つ前に戻って、アクセシビリティメニューの画面を最小文字と最大文字で比較して みました。

iPhone さらに大きな文字

方法2:コントロールセンターでいつでも調節可能に

iOS11からだと思いますが、コントロールセンターでテキストサイズを変更できるようになりました。
この方法ならば、さっと一手間で文字の大きさを変えられるので、とても便利です。

コントロールセンターは、画面の下端から上に向かってスワイプすると現れます。
スワイプとは、一本の指でスーッとなぞる感じの動作です(下動画参照)。
この動作をして現れた中に、「AA」(下画像の赤丸)

があれば、既に設定されています。

これをタップすると、任意の大きさに設定できます。
ここまでを動画にしてみました。



設定されていなかった場合は、
(1)まず「設定」アプリを開きます。
(2)もし画面左上に
<〇〇
というのが出ていたら、それが無くなるまで一回から数回タップします。
(詳しくは前ページのここに書いています)
(3)「コントロールセンター」をタップします。
(4)「App使用中のアクセス」をオンにします。(画像のように、黄緑色が見える様態に。)
(5)「コントロールを追加」の中にある「テキストサイズ」をタップします。
すると「テキストサイズ」が「含める」のグループに入ります。

これで、アプリの使用中でも、ホーム画面・ロック画面でも、画面下端から一本指でスーッと スワイプするだけで文字のサイズを変えらるようになります。



この設定が有効なのは…

この「さらに大きな文字」は、Dynamic Type機能(ダイナミック タイプ機能)に 対応しているアプリで有効です。
例えば、

など、iPhone(iPad)に標準装備されているアプリの多くが対応しています。
上記はAppleが開発しているアプリですが、それ以外のアプリでもこの機能が有効になっている 物もあります。
今後にますます期待したいです。

文字を大きくする弊害はあるか?

最大文字にすると、字は見やすいですが、全体の把握がしにくくなるかも知れません。
IT機器に限らないことでしょうが、末端を個別に一つ一つ覚えるより、全体像を把握して基本を抑えた ほうが合理的。
苦手な人ほど、全体像を把握することを心がけてみると良いかもしれません。

また、アプリによっては、行間隔が変わらずに文字だけ大きくなることで、文字が重なって 表示されてしまうことも、ごくたまにあります。
これは今後の改善に期待したいです。