老眼、目の病気、弱視などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

視覚障害とiPhone/iPad(4) 拡大鏡

ITは味方だ

もはや電子ルーぺ。高機能になった拡大鏡

iPhone、iPadの視覚サポート機能は、どんな機能がある? で書いたように現在11種類あります。
このページでは拡大鏡について書きます。


拡大鏡は、iPhone/iPadの画面に、内蔵カメラで映したものを拡大する機能。
上の動画のように、拡大率を自由に変えられます。
そして拡大鏡の機能は、これだけではないのです。
以下、その内容を見ていきます。

拡大鏡の設定と起動

設定について

拡大鏡は、「設定」アプリの中の
一般 →アクセシビリティ
の中にあります。
(この手順はアクセシビリティ設定はここにあるで 詳しく説明しています)

ここでの拡大鏡の設定は、
・オン/オフ
・明るさの自動調節
の2つです。
明るさの自動調節は、私は自分で調節したいのでオフにしています。

起動について。

拡大鏡を起動するには、ホームボタンをトリプルクリック(3回素早く押す)します。
このトリプルクリックで、複数の機能を設定している場合はそのメニューが表示されます。
拡大鏡しか設定していない場合は、すぐに拡大鏡が起動します。
このホームボタンの設定については、こちらのページで説明しています。

こんな機能があるiPhone拡大鏡

上の動画にあるように、拡大鏡を起動するとこのような操作部分が出てきます。

拡大鏡の操作部分
上のスライダーを左右に動かすことで、拡大倍率を変えます。
そのほか、上の矢印について
1:フラッシュ(LEDライト)のオン/オフ
2:自動ピント調整をロックして固定する
3:映している画像を保持する(保存はされないので注意)
4:色などの追加設定をする
という機能があります。

「2」のピント調整ロックは、個人的に欲しかった機能で助かっています。
これが無いと、少し動くたびにカメラがピントを合わせ直そうとして一々画面がボヤけるので 小さなストレスでした。

「4」は、視覚障害者の拡大読書器並みの機能。
アップルさんありがとうと本当に思います。
以下で、その中身を見てみます。

複数のカラーモード。もはや拡大読書器

上の画像で説明した「矢印4」をタップすると、
・明るさの調整
・白黒(コントラスト)の調整
・カラーモードの選択
・色の反転
が出来る画面になります。

カラーモードは、なし(元のまま)を含めて、iOS11現在で6種類。
さらにそれぞれの反転が出来るので、12種類になります。
また、明るさ調整はもちろん、白黒(コントラスト)調整も出来るので、くっきりと見やすくする ことも出来ます。

まずは、明るさと白黒(コントラスト)をいじってみた様子です。

拡大鏡 明るさと白黒

まったく同じ環境で、同じものを映しているのですが、こんなに見え方を変えることが出来ます。

続いてカラーモードの例です。

拡大鏡 カラーモード

左上は、「なし」(元のまま)の反転。
それ以外は、それぞれのカラーの反転が、さらにあります。
グレイスケールは、分かりやすいように植物を映してみました。

これらのカラーモードで、それぞれ明暗や白黒(コントラスト)を調節できるので、個人個人の見やすさに 合わせた設定が出来ます。