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視覚障害とiPhone/iPad(5) スピーチ

ITは味方だ
もくじ 設定しておくと便利なスピーチ機能
スピーチを開く
画面の読み上げ:先にこれだけでも設定してみよう!
選択項目の読み上げ
内容を強調表示
入力フィードバック

読み上げ速度
読みかた

設定しておくと便利なスピーチ機能

iPhone,iPad,Macなどの音声機能にVoiceOverというのがありますが、それとは別に、もっと 手軽に使えるスピーチ機能があります。
これを設定しておくと、細かい文字の文章などの時に、画面をスーッとなぞるだけで音声で読み上げて くれるので便利です。

スピーチメニューは、設定項目が色々ありますが、細かいことが面倒な場合はひとつ設定しておく だけでも使えます。
それだけ知りたい方は、こちらへどうぞ。

スピーチを開く

アクセシビリティ スピーチ

スピーチは、「設定」アプリの中の「一般」→「アクセシビリティ」の中にあります。
(この手順はアクセシビリティ設定はここにあるで 詳しく説明しています)

「スピーチ」には、以下のような項目があります。

  • 選択項目の読み上げ
  • 画面の読み上げ
  • 内容を強調表示
  • 入力フィードバック
  • 読み上げ速度
  • 読みかた
  • 以下より、ひとつずつ見ていきます。

    画面の読み上げ:先にこれだけでも設定してみよう!

    上で挙げた項目の2番目、「画面の読み上げ」だけでも良いので、 設定すると便利です。
    ここをオンにしておくと、
    2本指を画面の上端から下に向かってスーッと滑らせる(スワイプ)だけ
    で、画面の文章を読み上げてくれます。

    実際に、この2本指スワイプを実行すると、画面上にこのようなコントローラーが出現します。

    スピーチのコントローラー

    このコントローラーは、左上の「<」はコントローラーをたたむボタン、右上の「×」は コントローラーを閉じるボタン、下の段は左から
    「遅く/戻る/一時停止・再生/進む/速く」です。
    コントローラを使わなくても、読み上げは出来ます。

    以降は、順番に各項目を見ていきます。

    選択項目の読み上げ

    これをオンにすると、テキスト(文字)を選択すると、読み上げボタンが表示されます。
    例えば、下の画像はメモアプリでテキストを選択したところ。
    「選択項目の読み上げ」がオフなのが左画像、オンにしたのが右画像です。

    スピーチのコントローラー

    先に「これだけでも…」と説明した画面の読み上げは、自動的に全体を読み上げてしまいますが、 こちらは選択した部分だけを読み上げるので、無駄がありません。

    内容を強調表示

    読み上げている部分を、アンダーラインや背景色で強調する設定です。
    単位は、単語/文/単語と文の中から選択します。
    私の使用感では、単位を「文」にして、「選択項目の読み上げ」との併用すると相性が良いように感じます。
    その組み合わせで、SafariアプリでWebサイトの文章を読み上げすると、下画像のような感じになります。
    背景がグリーンになっている部分が、読み上げている部分の文です。

    スピーチ:内容を強調表示

    入力フィードバック

    その名の通り、文字の「入力」に関するスピーチの設定です。
    比較を分かりやすくするため、以下のようにまとめてみました。

    *メモアプリで、「明日は」と入力した時の反応

    設定読み上げ説明
    文字フィードバック
    →文字
    あ/えす/し/てぃー/た/えいち/は 母音(あ)はそのまま、子音(えす)はローマ字を読み、母音と組み合わさって 日本語になる(し)と、それを読む
    文字フィードバック
    →発音
    無音/シエラ/無音/タンゴ/無音/ホテル/無音 母音は無音、子音は例えば「T」なら「Tango」のように、その頭文字で始まる単語を教える。
    日本語入力ではあまり用途がないかも。
    単語を読み上げる 無音……あすは 文字を入力して、確定した時に読み上げる

    ほかに、
    「自動テキスト読み上げ」と「押さえて予測変換を読み上げる(英語)」がありますが、 日本語入力での動作がよく分かりません。

    読み上げてくれる声を選びます。
    私は時々変更して新鮮さを楽しんでいます。

    読み上げ速度

    目が悪いと気づきにくいですが、スライダの左端には亀の絵、右端にはウサギの絵が 付いています。
    そう、左に行くほど遅く、右に行くほど速くなります。
    ちなみにiPhoneを英語に設定してもウサギとカメでした。他言語だと元に戻って来られなく なりそうなので、試していませんが…

    読みかた

    人名や地名など、読み上げの際に正しく読まれない場合があります。
    そんな単語の読み方を登録できます。
    私も、違う読み方をされてしまう名前なので、自分の名前を登録しています。