老眼、目の病気、弱視などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

サイトワールド(Sight World)2018に行って来ました

その他
サイトワールド 2018

サイトワールドという視覚障害者を対象にしたイベントに出掛けて来ました。
公式ホームページにある
ふれてみよう! 日常サポートから最先端テクノロジーまで
の言葉の通り、様々な最先端技術や近未来に実現しそうな素晴らしいバリアフリー、また日々の生活に 便利なグッズその他がとにかくたくさん一同に集まった、とても大きなイベントでした。

2018年は、11月1日(木)、2日(金)、3日(土)の開催で、私は金曜と土曜に行きました。
盛りだくさんだったので、レポートも長文になるかと思いますが、このページに全部書いて行きたいと思います。
各項目は順不同です。

もくじ
  • サイトワールド 開催地と行き方など
  • 会場はこんな感じ
  • セミナー1:タイムズコーポレーション 新製品発表会
  • セミナー2:さわってみよう!立体五線譜 SHINKA株式会社
  • セミナー3:ICTを活用した視覚障害者 移動支援システムの社会 実装 産業技術総合研究所
  • セミナー4:ケージーエスセミナー 新製品発表会 ケージーエス
  • ブース1:日本点字図書館
  • ブース2:日本盲人連合会
  • ブース3:東海光学(株)
  • ブース4:HOYA(株)
  • ブース5:(有)フィット
  • ブース6:三菱電機(株)
  • ブース7:プログレス テクノロジーズ(株)
  • ブース8:Nail Le Braille
  • ブース9:FQジャパン(株)
  • ブース10:(株)インテック
  • ブース11:(株)マルイ
  • そのほか、次回の臨み方
  • 直接は関係ないけれど、不満な点。
  • 最後に、感謝
  • サイトワールド 開催地と行き方など

    私は初めての参加でしたが、毎年同じ場所で開催されているようです。
    東京都墨田区の錦糸町駅前のマルイの8・9階。 この8・9階は「すみだ産業会館サンライズホール」というらしく、ここでの開催になります。

    錦糸町駅は、JR総武線と地下鉄半蔵門線。
    私は地下鉄半蔵門線で行ったのですが、いつものお出かけのように事前に徹底的に行き方を調べて 頭に入れて行ったものの、地下鉄の自動改札を出るとボランティアの方がいて、なんと会場のマルイ の入り口まで連れて行ってくださいました。

    が、これは金曜日のこと。
    より人出の多い土曜日は、ボランティアさんが出払っていたのか分かりませんが、声を掛けられることも なく一人で会場に向かいました。

    駅からは近いのですが、信号のない道路を渡ったり、なにか縁石のような訳のわからない突起物があったり、 駅前ロータリーはどこを歩いて良いのか方向性も分かりにくく、ちょっと不安な感じの行程です。
    ホントに駅からは近いのだけど。

    マルイに入ってからは、入ってすぐの左端辺りに8・9階まで行くエレベーターがあり、そこにはボランティア さんがいて分かりやすいです。

    サイトワールド公式サイトに、グーグルマップと「ことばの道案内」のリンクがあります。
    「マルイ 錦糸町 アクセス」のキーワードで画像検索(グーグル検索して、「画像」を選択) すると、シンプルで分かりやすい地図も出て来ます。
    それでも分かりにくいのは、きっと広いロータリーのせい(笑)

    会場はこんな感じ

    サイトワールド

    8階が42団体の出展ブース。
    9階がセミナーや体験会などの会場となっていました。
    受付(手続き等は何も無し)をすると、首から掛ける入場パスポートのようなものを貰い、これが 入場許可証のようになります。
    ちなみに裏がアンケートになっていて、私は帰りの際に代筆して頂いて回答しました。

    会場案内図のようなパンフレットを頂きましたが(上画像)、なんだかタダでは申し訳ないくらいの 立派な用紙でした。このパンフレットには点字印刷もされています。

    お手洗いは8階にも9階にもあります。

    とにかくボランティアさんが沢山いて、迷ったり困ったり探したりしていると声を掛けて下さり、 とても有り難かったです。

    来場者数がどのくらいか分かりませんが、とにかくすごい人の数でした。
    あんなに大勢の視覚障害者が集まるイベントってあるのだろうか…無いのでは?と思うような人出です。
    きっと、かなり遠くから来ている人もいるのでしょうね。

    セミナー1:タイムズコーポレーション 新製品発表会

    まず最初に行った会場は、9階会議室での「タイムズコーポレーション 新製品発表会」。
    拡大読書器で名前を知っていたタイムズコーポレーションさんですが、「システムギアビジョン」 に社名が変更されたようです。

    内容は、新製品のAI視覚支援装置「オーカム マイアイ」の紹介でした。
    この製品、私はサイトワールドで初めて知りましたが、一番強く惹かれた製品でした。
    「オーカム マイアイ」については、別項で詳しく書きたいと思います。

    →書きました!
    オーカムマイアイ(OrCam MyEye)2.0の説明会を聴いて

    実際の製品も、参加者全員に触らせてくれたのですが、本当に小さく軽い。
    私は装着したメガネも試着させてもらいましたが、自分の普段のメガネと違いを感じない軽さでした。

    セミナー2:さわってみよう!立体五線譜 SHINKA株式会社

    全国ロービジョンセミナーの時に知った、SHINKA株式会社の立体イメージプリンターEasyTactix (イージータクティクス)。
    その時にも立体五線譜を見せていただいたのですが、今回はそのお話を聞けました。
    …と言っても、他のセミナーと重なり、私が聞けたのは途中から。
    で、ものすごく残念だったのが、聴講者のマナーが悪すぎたこと。
    どうしてああいう場でお喋りをし続けるのでしょう。
    ガイドの人に言葉での説明を受けているなどの声ではなく、おばちゃん同士の雑談があっちでもこっちでも という感じです。
    雑談するなら外出ろよーと言いたかった。ってか憎まれても言えば良かった。

    そんなわけで、後ろの方にいた私は、おしゃべりオババたちのうるささのために必死で耳を澄ませて聞こうと していたのですが、たぶん60%くらいしか正しく頭に入って来なかったです。

    話を戻して。
    以前、点字楽譜なるものを見たことがありますが、職業として音楽をやっていた者としては
    「これって本当に実用されてるの?」
    と思った、読むのに大変そうなものでした。
    楽譜って、ジャンル・楽器・曲によっては、たった1小節だけの中でもたくさんの情報が含まれます。
    和音なら縦に複数の音。細かい音符だけでなく装飾音符もある、速度や奏法の記号や標語、発想標語、強弱、 指番号なども。
    それらが全部点字で記されるわけですが、点字を知らないせいか私などは「もっと効率的な表現法が絶対 あるだろう」と思うのです。
    自分で作り出したい気さえするほど、もどかしく感じるものでした。
    (結局、目が悪くなってからは耳だけで音楽をしていますが)

    そんな[譜面と視覚障害者問題]の中で、立体印刷を利用した楽譜制作が研究・開発されているというのは、 画期的な試みだと感じます。
    実際の立体五線譜を1枚頂きましたが、フラットやナチュラルなどの記号、符尾などに独自性があり、 分かりやすい工夫をされているのだなと感じます。

    ただし、点字経験ゼロの私は、触ってこれを読み取るのは厳しそう。
    点字ができる人ならば、指先の感覚が鋭いから分かるのでしょうか。

    かなり難しい分野だと思いますが、成功したら[譜面と視覚障害者問題]のすごい進歩だと思います。
    Finaleほか一般の音楽ソフトでの譜面を立体印刷するのとは一線を画した、革命的な新しい表現の 立体譜面(でも普通の楽譜を知っている人なら読める)を期待したいです。

    セミナー3:ICTを活用した視覚障害者 移動支援システムの社会 実装 産業技術総合研究所

    午後の微睡みの中、さらにプロジェクタの映像が見えないのでどうにもこうにも集中できずに 話がまだらにしか頭に入って来なかったのですが、実現するとしたら桁外れに便利な世の中になりそうな、 驚きのお話でした。

    理解違い、記憶違いが多々ありそうな気もしますが、例えばショッピングモールや駅ビルなどに 買い物に出かけた時、建物内の各店舗の位置が分かったり、それどころか臨時開催のセールなどで 売り場が変化しても、それに対応する案内を受けられたり。
    病院の中の〇〇科や〇〇検査室の場所を教えてくれたり。
    外を歩行の際の障害物や段差を教えてくれたり、曲がる場合の角度を認識して、違う場合は教えてくれたり。
    そんなことが、特別な機器を装着する必要なくスマホのアプリを使うだけで出来る…そんな夢のような 社会の実現に向けてのお話でした。

    これが実現したら、外出の際の障害・困難の多くが解消されるはずです。
    どれだけ外出が安全で楽しみなものになるでしょう!
    素晴らしすぎて信じられません。
    でも着実に、実用に向けての開発が進められているようです!

    セミナー4:ケージーエスセミナー 新製品発表会 ケージーエス

    3つの新製品についての発表会でした。
    1つは上記にもある「オーカムマイアイ」。
    同じ製品に対する、それぞれ別の会での説明を聞いたことで、だいぶ具体的に理解できました。

    オーカムマイアイ(OrCam MyEye)2.0の説明会を聴いて

    あとの2つは点字に関するもので、点字に全く接触したことがない私には初めて聞く分野のお話でしたが、 それらもスマホなどと連携して、より便利により幅広いことが出来るようになった(なる)らしく、 興味深くてとても面白い内容でした。

    ちなみに、ケージーエスの社員さん…空席まで案内してくれるだけでなく、お手洗いまでガイドして連れて 行って下さったり(そんなことまでする義務は無いのに!!)、それはもう物凄く親切に接してくださいました。
    ノベルティーグッズも頂いたのだけど、そういう時もすごく丁寧で優しい応対。
    ケージーエスさんでも売っている何かを購入する際は、絶対にケージーエスさんで購入するわ、と 心に決めました。

    ブース1:日本点字図書館

    通信販売でもある「わくわく用具ショップ」の商品が色々あるようでした。
    ものすごくコンパクトな白杖(ただしやや心細い)も見せてもらえて、今後の参考になりました。
    ずっと前から欲しかった凸点シールを購入しました。

    凸シール

    このシールのレポートは、別のページで後日に書こうと思います。

    視覚障害なので当たり前ですが、置いてある商品が何が何だか分からないので、あらかじめオンラインショップ などで何があるか、何が欲しいかを把握して臨むべきだったと思いました。
    次回はそうします。

    ブース2:日本盲人連合会

    たぶん日本点字図書館のブースと似た感じで、視覚障害者に便利なグッズなどの紹介と販売のようでした。
    たまたま空き気味の時に行ったせいもあるかも知れませんが、担当の方が各グッズについて分かりやすく親切に 教えてくれて、有り難かったです。。
    調味料入れや、爪やすりなどもありました。

    「日本盲人連合会」って、私は聞いたことがあるな…くらいの知識でしたが、1948年8月に視覚障害者 自身によって作られた組織とのこと。
    ホームページを見てみたら、視覚に障害がある人にとって助けになりそうな情報が色々あるようでした。

    ブース3:東海光学(株)

    遮光眼鏡といえば東海光学さん。
    私の今回の目的の一つでした。
    眼鏡店で遮光レンズを使ってメガネを作ってもらったこともありますが、知識もなく急いでいたため、ちょっと 失敗…

    眩しさ対策に、遮光レンズで眼鏡を作った話|弱視独女のあれこれ

    以来ずっと「あれを買えば良かったなぁ」(あれ=東海光学の遮光眼鏡)と思っていたのでした。

    こういうイベントだと何が良いかというと、豊富なレンズを色々見せてもらえるということです。
    実際、以前購入したお店では、ほんの数色しかありませんでした。

    空いている時を狙って行ってみたら、ものすごく丁寧に相談に乗ってくださり、色々試着させてもらい、 外に出て屋外での見え方も十分体験させてくれ、挙句遮光メガネを掛けた様子のスマホ撮影まで お願いしちゃいました。
    金曜夕方に担当してくださった方、本当にありがとうございました!!

    2色で迷って決められなかったので、決定は保留して、翌日に購入しました。
    十分に試着して相談して決めたので、とても満足してお気に入りの一品になりました。
    購入した遮光メガネについてのレポートは、後日別項で書く予定です。

    東海光学 ビューナル

    ブース4:HOYA

    暗所視支援眼鏡 HOYA

    今回知った製品の中で、驚きと感激、そして欲しくなった物のTop3に入る製品と出会いました。
    それは「暗所視支援眼鏡」。
    私は「夜盲症」と言われたことは無いけれど、目が悪いので当然暗いと見えません。
    夕方以降はライト必須です。

    この暗所視支援眼鏡は、夜盲症の人々を対象にした眼鏡らしいですが、試着させてもらったら驚きの 視界を体験しました!
    暗くした空間の中で、色のついたカードらしき物か見せられたのですが、このメガネを付けるとまるで 蛍光灯の下で見ているかのような明るさなのです。
    この体験は別ページに書きました。

    HOYAの暗所視支援眼鏡 MW10 HiKARI をプチ体験

    ブース5:フィット

    私が試着させてもらった物は何なのだろう?
    パンフレットの「Gyoromegane」は、網膜色素変性症など中心視野だけが残るタイプに適した製品 っぽいので、あれは「GyoroGlass」だったのか?

    眼鏡状の物を装着すると、視界に画面のようなものがあり、そこに眼鏡の向こうの物が映し出される電子眼鏡 のようなものでした。
    すごいのは、映し出される像の位置を調節できるので、私のように中心視野欠損などは、見える部分の 像を動かして位置の調整が出来そうなこと。

    ただ、こちらも「これが見たかった!!欲しい!!」という姿勢でなかったためか、あまり熱心な応対はされず、 「もしかしたら凄いのかも。でもよく分からなかった」で終わって、ちょっと心残りです。

    30分1000円とか、有料で良いので、じっくり試す機会があると良いのになぁ。

    ブース6:三菱電機

    らく楽アシスト

    あの三菱さんは、「らく楽アシスト」というユニバーサルデザイン(UD)の誰もが安心・楽に・楽しく使える 製品を開発しておられるようです。
    炊飯器と電子レンジの説明を聞かせて頂きましたが、普通の家電でこんなにUDなものがあったのかと 驚き、嬉しく思いました。
    炊飯器も電子レンジも、ボタン操作などを音声でガイドしてくれます。
    液晶画面の文字も大きく、特に電子レンジは黒背景に白文字なので、普通の液晶とは比べ物にならない 見やすさです。
    とりあえず音声対応にした…というのではなく、ちゃんと音声が必要な人の立場になって、便利に使える ようにしっかり考えられているな、と感じました。

    そしてそして、ユニバーサルなだけでなく性能もかなり高いようで、こういう事は本当に嬉しいしありがたい です。
    素材を徹底的に美味しく調理できるよう、数々のこだわりがあるようでした。でも操作は簡単!

    説明してくれた方々もすごく上手で丁寧で、とても楽しいひとときでした。
    さすが三菱さんなのです。

    ブース7:プログレス テクノロジーズ(株)

    すごいのです!!
    駅の点字ブロックにQRコードを取り付け、それをスマホで読み取ると目的地(先に選択しておく)まで 音声でナビゲーションしてくれる、という夢のようなシステムの開発をされておられるのです!!
    サイトワールドでは、実際に8階と9階を使って、そのデモンストレーションを体験させて頂けました。

    私はまっすぐ歩く事は出来ますが、目的物や案内表示を見つけるのが困難です。
    でもこれならば、スマホを通して音声が目的地まで正確に案内してくれるのです。
    迷い続けている身からしたら、まさに夢のようなシステムです!!

    あまりに嬉しいので、後日の実際の駅での実証試験にも参加させて頂いちゃいました。
    すぐに慣れて、迷わずに駅内の改札やホーム、お手洗いその他に行かれました。
    本当に便利です。

    私は初めての駅や慣れない駅に出かける前は、下調べに2、3時間は掛かります。
    いざ出かけた当日も、さまよって時間も体力も気力も悲しくなるくらい浪費します。
    それが解消するかも知れない。
    一人でも簡単に確実に目的地に行ける!
    この夢が実現するかも知れないのです。
    全力で応援しています。感謝しています!!

    ブース8:Nail Le Braille

    ネイルです。
    拡大読書器や最先端テクノロジーの機器紹介、視覚障害者便利グッズなど、とにかく「見えない・見えにくい」 を助ける様々な物と情報が並ぶ会場で、まさかのネイルでした。
    かなりの人気だったようで、私は運良く隙間時間に入れたようで、プロの方にマニキュアを塗って頂けました。
    しかも今回はワンコイン。
    目が悪くなってからは一切マニキュアは塗れなくなったので、実に久しぶりでしたが、これが想像以上に 嬉しかったのです。
    指先に色を乗せるだけで、こんなに気持ちが上がるとは!
    きっと世の中には「ろくに見えないんだから、そんなモン塗っても無駄だろう」なんて言う人もいるでしょうが、 違う。無駄じゃ無い。
    積極的にオシャレをする、ということは外見が華やかになるだけでなく、前向きで明るい気持ちを 引き出してくれるのだと実感しました。
    また受けたいなぁ。

    視覚障害 ネイル

    実際はもう少し明るいピンクです。秋らしい、こっくり色。大好きなラズベリー色にしてもらいました

    ブース9:FQジャパン(株)

    イーサイトマイグラス

    イーサイトマイグラス(視力補正用電子メガネ)というのを試着させてもらいました。
    たしか0.02< の視力に適していると聞いた気がしますが、私はギリギリな視力の感じ。
    メガネの上から装着して、像を拡大してもらい、なんと50m先(らしい)の文字 (大きな看板表示だけど)が見えました!!!
    ただ、手元の新聞を見るのは難しかったです。
    でも自前メガネと、このイーサイトマイグラスとの組み合わせと、操作と見方の慣れの問題で、上手くいけば 新聞の文字なども見えるのかも。
    時間が無かったのでゆっくり見れずに残念でしたが、こちらもとても心惹かれる製品でした。
    楽譜が見えたら嬉しいんだけどなぁ。
    こちらも、有料で良いからゆっくり試せる機会が欲しいです。

    ブース10:(株)インテック

    イーサイトマイグラス

    GRUS(グルス)という音声腕時計の展示でした。
    この音声腕時計はAmazonなどでも購入出来るもので、以前から気になっていました。
    今までにも音声腕時計や携帯用音声時計はあったのですが、どれもデザインが今ひとつ。
    社会人として堂々と身につけられるような腕時計は、選択肢がとても少なかったです。
    ですがこのGRUSは、バンドの素材や色、文字盤のデザインなどが複数あり、選択肢がたくさんあります。
    操作は簡単で、文字盤横のボタンを押すだけで、音声で時間や日にちを教えてくれます。
    画面上では知っていたけれど、実物を見て触れる機会を得られて良かったです。
    私は白い革バンドのGRS003-05が気に入りました。

    ブース11:マルイ

    マルイと同じ建物で開催しているので、マルイさんも出店していました。
    触ってわかるカードの紹介(私もそのタイプにしたかったです!!)と、同行ショッピング(or カメラとヘッドホンによる音声ガイドひとりショッピング)の案内でした。
    もともと障害とは一切関係のない企業が、こういう取り組みを考えてくれるというのは有難いこと です。

    そのほか、次回の臨み方

    もっと下調べをしておけば良かったと思いました。
    開催前から公式サイトでプログラムを見ることが出来る(墨字用PDF、点字用(BES)、音声デイジー用がある)ので、 どんな企業や団体が参加していて何を紹介するのかを、知っておけば良かったと後悔しています。
    終了してからプログラムを見て「見てみたかった!」と思うブースが複数ありました。

    また、参加初日は
    午前セミナー → ランチ → 午後セミナー
    というスケジュールにしたら、ブースを見る時間がほとんどありませんでした。
    とにかく混んでいてブースにも人がいっぱいなので、「行ってすぐ見る」ということが出来なかった のです。
    なので2日目はランチを我慢して、昼の時間をブース見学に充てました。
    これでどうにかある程度見れたかな、という感じ。
    次回も昼ごはん抜きで挑みたいと思いました。

    直接は関係ないけれど、不満な点。

    サイトワールドに対してではなく、こういうイベントなどで感じる不満です。
    視覚障害の原因となる病気の上位2つは、緑内障と網膜色素変性症。
    どちらも、視野狭窄が主な症状の病気かと思います。
    そのためか、そういう見えなさ、見えにくさの知識はあっても、私などのように視野の中心が 見えなくなる「見えなさ、見えにくさ」は知らない。
    知らないだけなら全然良いのだけど、「自分は視覚障害を知っている」という思い込みで、上から目線で 間違った意見やアドバイスを押し付けてくる人がいるんです。

    これは障害者を下に見てるとかじゃなくて、たとえば
    「自分の子育てしか経験がないのに、すべての子育てのプロになったかのような感覚で 見当はずれなアドバイスをしてくる」とか、
    「自分の離婚しか経験がないのに、離婚問題のプロになったかのような感覚で(以下略)」
    というのと同じようなこと。
    少し知っているがために、全部を知ったつもりになって、当事者の実情を知ろうともせず決めつけて くる。

    病気も障害も、たとえ同じ診断名が付いていたとしても、見えなさは一人一人全然違う。
    当事者である視覚障害者どうしだって、相手の見え方・見えなさを理解するのは難しいのに。

    知らない、分からないのは当たり前。
    そこを「全部知っている」と思い込んで、一方的に上から目線の意見を浴びせるのって、決してプロでは無いと思うんですよ。

    最後に、感謝

    視覚障害者を対象にしたイベントは、これまでにも何度か出かけたことはありましたが、まさかこんなに 大きなイベントがあるとは知りませんでした。
    あらゆる分野が一堂に会して、一つの会場の中でたくさんの物事に触れ、知り、得ることが出来る。
    ここまでボリューム満点のイベントは、少なくとも関東では無いのではないでしょうか?

    また、ボランティアさんがすごかった。
    相当な人数がおられたと思うのですが、的確に声を掛けてくださり、何度も何度もお世話になりました。
    どれだけお礼を言っても足りません。

    このイベントの開催に、どれほどの人々がどれだけ尽力されたことか、想像も付きませんが、とにかく 感謝の気持ちで一杯です。
    悪化する一方の眼症状で、恐怖や焦りでどうしようもなくなってしまう日もあります。
    でも、たくさんの「可能性」に触れて、希望の光が見えた気がします。
    本当にありがとうございました。
    来年の開催も、心の底から楽しみにしています。