老眼なんかへっちゃら。見えにくさを補う、大人な目のためのヒント集。

老眼鏡


老眼鏡。
言葉が言葉だけに、最初は抵抗があるかも知れません。
初めて買う際は眼科や眼鏡店で測定してもらうのが一番ですが、
百均や通販でも気軽に購入できてしまうのも老眼鏡の便利なところ。
ここでは老眼鏡購入の実際や裏技、注意点などを書いていきたいと思います。

老眼鏡を購入する

眼科や眼鏡店で測定する

自分にぴったり合う度数の老眼鏡を作るならば、やはり眼科や眼鏡店で測定してもらうのが一番 確実です。
特に老眼鏡を検討する大人世代ならば、一度眼科で「最近細かい字が見えにくい…」と相談して 基本的な検査や診察を受けておくと安心でしょう。
そこで単なる老眼と分かれば、次回にでも検眼して処方箋を出してもらい、好みの眼鏡店で作って もらうのが最良かと思います。

ただ、屈折率測定器(オートレフ・ケラトメーター)で屈折率を測定しても、最終的に度数を決めるのは 人です。
近点検査表(近距離視力表)だけでマニュアル通りの測定法しかしてくれない人もいれば、利用者個々の 要望(新聞を見たい/スマホを見たい等)に合わせて、微調整をしてくれる人もいます。
予め、老眼鏡で一番見たい物を持参して、ある程度度数が決まったらその持参物を見せて もらうと良いでしょう。

処方箋を出してもらったら、眼鏡店に持参するも良し、オンライン注文できるショップなら自分で数値を 入力してオーダーするも良し。
(眼鏡店で検査の場合は、通常そこで購入になると思いますが)
その後に老眼鏡を買い直すことも考慮して、この時の諸々の数値は控えておきましょう。

百均で購入する

上で書いたように、出来れば眼科や眼鏡店で測定してもらうのが一番。
ですが百均でも購入出来てしまうのが、老眼鏡の良いところ。
度数に迷って3種類買っても300円+消費税です。

ただ、レンズの質はともかくフレームの歪みがある製品が少なくないのが難点。
また、大きいサイズの物が多いので、ゆるくて落ちてきてしまう人も多いでしょう。
そこでオススメなのが、たくさんあるセルフレームではなく、メタルフレーム の眼鏡。

セリアの老眼鏡

写真は百均セリアで購入した、メタルフレームの老眼鏡です。
これならばブリッジ(左右のレンズを繋いでいる部分)や、鼻当ての高さをある程度力技で調節できます。
こんな荒技を惜しげも無くできてしまうのは、百均だからこそ。

百均の老眼鏡は商品の入れ替わりが激しいので、こまめに覗いて、ピッタリなものを見つけたら予備も 買ってしまうと良いです。

オンラインで購入する

すでに決まった度数のレンズがセットされた物なら、様々なネットショップで気軽に購入できます。
眼鏡が専門のzoffやJINSでも、リーディンググラスという名前で老眼鏡も売っています。
ちなみに
zoffは+1.0〜+2.5
JINSは+1.0〜+2.0
のリーディンググラスがあるようです。

このような出来合いのものではなく、自分で度数などの数値を入力して、好みのフレームと組み合わせて オーダーすることもできます。
(私はいつもこの方法で購入しています)
出来合いのリーディンググラスは、いかにも「リーディンググラスです」という雰囲気をまとっている場合が 少なく無いですが、普通の(近視の人用の)フレームと組み合わせて作ることで、流行を取り入れたり 似合うデザインを選んだりして作ることが出来るのでおすすめです。

ちなみにzoffもJINSも誕生月割引があるので、うまく利用するとお得です。

百均老眼鏡のプチ裏技・荒技

プチ裏技

百均でなくても良いのですが、老眼鏡は重ね付けするとその分度数が上がります。
例えば新聞などを読む用に作った老眼鏡に、もっと細かい手作業をする時だけ老眼鏡を重ね掛け する、という方法もあります。
(人前では出来ませんが)

このような重ね付けはちょっと…という方には、クリップタイプの老眼鏡もあり、手持ちの老眼鏡にクリップで 挟んで付けて、必要な時だけレンズをおろし、使わない時は跳ね上げておく…という物もあります。
まあ結局、どちらにしても目立つのですが。


クリップタイプの老眼鏡の一例。
昔は百均でもクリップ老眼鏡があったのですが、最近はまるで見かけません。

[追記]百均セリアでクリップ付老眼鏡を見つけました

百均老眼鏡の荒技

ここからは荒技なので、単なる読み物として読んでください。
万が一真似をする場合は、充分気をつけて自己責任でお願いします。
この方法を試みて怪我や何かの損失があったとしても、当方は一切の責任を負いません。

左右の目の度数が異なる場合、私は同じ種類・度数違いの老眼鏡(百均)を購入して、力技でレンズを外して はめ換えて使っていたことがあります。
必ずしも安全にきれいにレンズが外れるわけではなく、手を痛くしたり、危うく怪我をするところだったり、 レンズに傷がついたり、フレームが歪んだりと、トラブル多数でした。
無事に外れた後も、はめたフレームにレンズがはまらずにテープで無理矢理くっ付けて使ったこともあります。
なんでこんな荒技をしたかというと、眼科手術後の、眼鏡処方してもらうまでの期間のつなぎなどに 行ったのでした。

老眼鏡、もうずり落ちない

メガネの選び方

眼鏡がずり落ちないようにするには、出来ればメガネ選びの時点から気をつけたいところ。
多くの場合、老眼鏡は「外を歩くため」ではなく「静止した姿勢で文字などを読むため」に使う ことでしょう。
つまり、素早く広く視線を動かすシーンではないので、レンズにそれほど大きな視野は要らないのでは ないでしょうか。
レンズが大きいほど厚みと重さが増すので、重力も増します。
無理のない範囲で、小さめのレンズを選ぶと軽くて済みます。

また、フレームの幅も色々。
長時間付けたままにするのか、短時間の使用なのかでフレームのフィット感も適切なものが変わってくる かもしれませんが、当然ながらユルイよりもキツイ方が落ちにくくなります。

さらに、百均のメタルフレームを買った場合は、ノーズパッドのついている金属部分を、力技で 立ててしまうことでずり落ちにくくなる場合もあります。(鼻筋皆無の筆者は、ここを思い切り 寄せて立ててしまっています)

ずり落ち防止グッズを組み合わせるのも手

メガネのずり落ち防止

セルシール(上画像左)やピタリング(上写真右上)などが、お手頃で有名な ずり落ち防止グッズかと思いますが、どれが合うかは人それぞれ。
セルシールは鼻当ての部分に貼って高さを出し、 すべりにくい素材で滑り止め効果もある物。
普通のサイズとミニサイズがあり、それぞれに厚みも数種類あります。
筆者(鼻がとても低い女性)は色々試した結果、ミニサイズのLLに落ち着きました。
セルシールは消耗品ですが、貼り付ける前にメガネのノーズパッド(貼る所)をきれいに洗浄 してから貼ると、長持ちします。

ピタリングは眼鏡のツルにはめて使う、リング状の グッズ。

はめるのはリングの穴部分ではなく、切れ込みが入っていてそこにツルを通します。
目立たなくて良いし、口コミもけっこう良いのですが、筆者には全然効果なしでした。

以外にも良かったのが、百均ダイソーで購入したメガネストッパー(上写真右下)。
「こんなにフニャフニャでは無理だろう」と言いたくなる頼りなさなのに、これを メガネのツルにはめて耳の後ろにピタっと合わせると、もうメガネが動きません。

使い始めの頃は、掛け外しの度に髪が乱れて大変でしたが、最近はこのストッパーを横に立ててから 眼鏡をかけ、その後ストッパーを下に下ろすことで上手く収まることに気づきました。
(注:メタルフレームには使えません。ツルの太さが必要なので。)

結局のところ、著者(度が強く、非常に重い老眼鏡+とても低い鼻)は、セルシール+メガネストッパー(百均) の組み合わせで、完全にずり落ちが無くなりました。
セルシールだけでは全然ずり落ち防止にならなかったので、百均のこの製品の威力は大きいです。

老眼鏡 そのほか

掛けたり外したりをこまめにする場合は、グラスホルダーを使って身につけていると便利です。

グラスホルダー
愛用のグラスホルダー

また、老眼鏡は虫眼鏡などと同じ凸レンズ。
太陽光を集めて発火する可能性がゼロではないので、出しっ放しにしないいよう気をつけます。

片方の目で近くを見、もう片方の目で遠くを見るモノビジョンが出来る人は、近くを見る方の目に プラス度数のコンタクトレンズを装着してしまうのもアリです。
著者は一時期+4.25のワンデーアキュビュー トゥルーアイを使っていました。
老眼鏡よりも見え方が自然で、脱着の煩わしさを除けばとても快適でした。

関連

筆者のサイトの関連ページ
このページの関連グッズ


上に戻る
弱視独女のあれこれ
見えにくいすべての人に。最大視力0.03の私の全アイディア