老眼なんかへっちゃら。見えにくさを補う、大人な目のためのヒント集。

書く


老眼鏡を掛けても尚、書く作業が難しい…
という方もいらしゃるかと思います。
でも世の中には便利なグッズもたくさんあるので、嘆く必要はありません。
色々な方法があるので、試してみてください。

見ながら書き込めるルーペ

まずは、ルーペを使う方法を紹介します。
見る対象物に直接置いて使う「置き型ルーペ(デスクルーペ)」を除けば、たいていのルーペが 書く作業にも使えます。
が、書き込む作業に適したこんな製品もあります。


ドイツの光学機器メーカーエッシェンバッハのスクリボラックス。
書類やノートの上に置いて使う、脚付きのルーペです。

LEDライト付きなので明るく照らし、大きなレンズの下の脚はハの字型で手前が広く開いているので、 書き込みもしやすくなっています。
筆者は一定期間借りて使ったことがありますが、机の上に置いてあるだけで作業環境が一段階 ランクアップしたような印象を与える、スタイリッシュで素敵なルーペでした。
すごく気に入ったのですが、弱視であるために2.8倍の倍率では足りず、諦めた製品です。

まっすぐ書くためのグッズ

目が悪くなくても欲しい、便利な「罫線ガイド」があります。

A4サイズの罫線ガイド

A4サイズの罫線ガイド

上の写真は、A4くらいのサイズの罫線ガイド。
用紙とガイドを、クリップなどで留めて使うとずれません。
見ての通り、縦書きと横書きの2種がセットなので、用紙の縦横×行の縦横それぞれ好みのスタイルで 使えます。
また、視覚障害のある人向けの製品のため、それぞれの行の「もうすぐ行が終わりますよ」という 位置に、触って分かる突起があります。

封筒用の罫線ガイド

封筒用の宛名ガイド

上の写真は、封筒用の宛名ガイド。
郵便番号、宛先、差出人欄などの枠があります。
三つ折りになる形ですが、これで封筒を入れるように折ってしまえば、ずれることなく書き込めます。
比較で置いてある封筒は、長3サイズ(A4用紙を3つ折りにしてちょうど入るサイズ)です。

ハガキ用の宛名ガイドと罫線ガイド

ハガキ用の宛名ガイドと罫線ガイド

こちらはハガキ用の宛名ガイドと罫線ガイド。
宛名と縦書き用は、上の封筒用と同様に折りたたんで葉書を固定できるスタイルになっています。
宛名面はもちろんですが、この縦書き用と、セットの横書き用の罫線ガイドがとにかく便利。
視力が良い人でも、無地のところに真っ直ぐ書くというのは難しいと思いますが、これがあれば 一定の文字サイズと行間で、まっすぐ書けてしまいます。

以上、紹介した製品はすべて、視覚障害者向けに作られたもので、日本点字図書館など 視覚障害関連の施設のグッズ売り場(オンラインショップも)などで扱っています。
もちろん、障害関係なく誰でも購入できます。

もっと一般的に売られていて購入しやすい、ハガキ宛名用の製品もあります。

iPadなど、タブレットがあるなら試してみて

iPadを拡大読書器として

上の写真は、iPadをLomicall ipad スタンド に水平にセットし、iPadの拡大鏡機能でメモ帳を画面に映して拡大し、画面を見ながら書いたものです。
そのままだと手を動かすたびにピント調整も動いてしまうので、メモ帳をセットした時点でピントをロック (写真の赤丸部分をタップする)します。

こうすると、見えづらい枠内も、見やすい大きさに拡大して記入できます。
弱視の私は、iPadをこのようにして色々なものを拡大して映し出しています。

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