老眼なんかへっちゃら。見えにくさを補う、大人な目のためのヒント集。

遠くが見えにくい場合はこうする


老眼=近くが見えない、というのが一般的なので、遠くが見えにくいという悩みは少ないのかも 知れません。
無くても平気かも知れないけれど、あったら便利かも知れない。
視力0.03の私の単眼鏡の使用法その他を書きたいと思います。

屋外でも屋内でも

単眼鏡は、簡単に言えば双眼鏡の片目バージョン。
小さいものなら手のひらに乗るサイズなので、携帯しても邪魔になりません。

屋外なら、スポーツ観戦や広いイベント会場で何かを探す時、ハイキングで鳥を見るなど。
屋内なら、コンサート会場(撮影と誤解されぬよう注意)や美術鑑賞など。
弱視の私は、もっと日常のあらゆる場面で使っていますが、それは後ほど書きます。

単眼鏡の選び方

倍率、視野の広さ、大きさ、価格、焦点距離などが様々なので、使う環境や目的に合うものを 選びます。
とくに病気や視覚障害がない場合は、低倍率の方が視野が広くなるので良いでしょう。
高倍率だと視野も狭くなり、「見たいものがどこにあるのか?」を見つけることが大変になります。
また、美術鑑賞などでも使いたい場合は、焦点距離にも注意します。

単眼鏡の一例

 倍率焦点距離実視界重さ
著者の愛用品
視覚障害者の補装具として認められている製品
6倍
最短距離では7.6倍
23センチ 9.3° 65g
ビクセン11301-9
美術鑑賞用
4倍
20センチ 11.5° 60g
Kenko 101209
ハイキングやスポーツ観戦用
10~30倍
2.5メートル 3.3~1.6° 60g

上の2つ(近〜中距離用)と、下(遠距離用)の違いがはっきりしています。
用途が異なるので、間違って購入してしまうと無用の長物になってしまうので、どういうシーンで 自分は使うのか、この製品はどういうシーンで使うのに最適な物なのかを、 しっかり理解して購入します。

弱視の私が単眼鏡を使うシーン

上写真左は、現役の単眼鏡。右は見えにくくなり始めた頃に購入した、初期の単眼鏡です。
どちらも年季が入っています。

視力0.03、視野の中央が欠けている私は、基本的に何でも拡大しないと見えません。
そして、ルーペは手元の物を拡大する光学機器。
それ以外の距離の物を見る場合に、単眼鏡を使います。

屋外では、目印や目的地の建物を探したり、駅のホームを探したり、駅ホームの電光掲示板で電車を 確認したり、階段や乗り換え通路を探したり、待ち合わせの際に相手を探したり、信号の色を見たり、 などなど(ちなみに信号を見つけるのは難易度が高い)

屋内では、店内でレジを探したり、トイレやエレベーター/エスカレーターを探したり、お店の人に 許可を得てからショーケースの中のお菓子などを見せてもらったり、飲食店の壁のメニューを見たり。

自宅では、棚の中にあるはずの物を探したり、壁や天井の汚れをチェックしたり。

たぶん書き忘れている物事が、まだまだたくさんあると思います。
とにかく単眼鏡無しでは、家の周りしか歩けないほど、絶対に必要なものです。

関連

筆者のサイトの関連ページ


上に戻る
弱視独女のあれこれ
見えにくいすべての人に。最大視力0.03の私の全アイディア