老眼、目の病気、弱視などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

外食でメニューが見えにくい場合

家の外

ルーペの難点

メニューってテーブルに1つしか無い場合が多いですよね。
友人たちと食事に行くと、目の悪い私に気を使ってくれて、まず私にメニューを見せてくれます。
メニューを読んでくれる、すごく親切な友達もいます。
とても有り難いことですが、同時に申し訳なくもあります。
たとえメニューを互いの中間に置いたとしても、ルーペを近づけないと見えないので、相手の視界を思い切り遮ってしまうことになります。
これをどうにかしたい、どうにかせねばと、常々思っていました。

対策

(1)メニューをもう一つ借りる

お店が空いていて色々と余裕がありそうな時は、メニューをもう一つ借してくれるよう頼みます。
ファミレスなどなら、隣のテーブルが空席だったらヒョイとお借りして、見終わったら元に戻します。
そうすれば相手に迷惑を掛けることなく、心置きなくルーペでメニューを見れるでしょう。

(2)撮影OKなお店の場合

メニューの撮影がNGなお店もあるので、空気を読んで確認する必要があります。
OKな場合は、
・スマホのズーム機能やカメラ機能で画面を覗きながらメニューを見る(撮影しない)
・先にメニューを撮影させてもらい、スマホの画面でメニューを拡大して見て選ぶ
という2種類の方法があります。
ルーペと違って便利な点は、離れたところからでもピントが合うので、相手の視界を妨げないということです。
操作に慣れれば、一緒にメニューを見ながらあれこれ話すことも出来そうです。

(3)電子ルーペを使う

スマホを出すのは躊躇われるようなシーンもあるでしょう。
かと言ってルーペでも見えない場合。
電子ルーペならば、スマホのズーム機能と同様に使えるので良いのではないかと思います。
とはいえ、撮影禁止でスマホが嫌がられるお店だと、電子ルーペも良い顔をされないかも…?とも思います。
近視や乱視、遠視の人が眼鏡やコンタクトレンズを付けるように、見えるようにするための電子ルーペなのですが…
そういうことの可・不可が入店前に分かれば良いのですが、目が悪いと注意書きがあっても見えていないという、未解決な問題です。

私は予習

予め行くお店が決まっている場合は、インターネットでメニューを探します。
それを拡大して見て、食べたいものを決めておきます。
また、お店の前を通りがかって「今度ここに来ようよ」などという流れになった場合は、お店の外に出ているメニューを撮影して、パソコンで拡大して見て、食べたいものを決めておきます。

インターネットでメニューを掲載してくれているお店は予習が出来るのでありがたいです。
その場で気を使いながらメニューを見るのは、やはり見間違いや見落としが多いです。
事前にじっくり調べられるなら、本当に食べたいものを選べるし、当日もスマートに行動できます。

余談:初めてのひとりランチ

目が悪くなって白杖を持つようになって、初めて一人で入ったレストランは、都内の某マクロビオティックレストランでした。
入る勇気が出なくてお店の前をうろうろしていたら、お店の女性が出てきて、メニューの説明をしてくれ、席までもスマートに親切に案内してくれました。
注文後も「あと◯分ほどでお持ちいたしますね」など声を掛けてくださり、細やかに(けれども大仰ではなく)応対してくれて、本当に嬉しくありがたく、幸せのひと時を過ごせました。
もし白杖を持っての初めての一人外食が辛いものだったら、2度と外食ができなくなっていたかもしれません。
もう10年くらい前になりますが、この感謝の気持ちは一生忘れません。