老眼、目の病気、弱視などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

見えにくい目での筆記、メモ法

家の中:文房具関連

ペン類

「大きく書けば見やすいだろう」と思われることもあるのですが、大きさだけでなく太さも重要。
細いボールペンでは、いくら大きく書いてもらっても見えないのです。

マーカー

弱視だからプロッキー

ロービジョン(弱視)の私は、マーカーが一番。
愛用しているのはプロッキー(上写真)で、ノートに走り書きをしたり、伝言を書いたり、ラベルシールに書き込んだり、とにかく「太文字&デカ文字でも許される」場合には全部プロッキーです。
プロッキーは水性顔料なので、ノートなどの裏移りもしにくく、それでいて鮮やかにクッキリはっきりした色と濃さ・太さで書くことが出来るので、うってつけなのです。

下の写真は、太いプロッキー、細いプロッキーでそれぞれ書いた文字と、薄く弱い紙への裏写りの様子です。
少し裏写りしていますが、このノートは無印良品の再生紙使用の、ものすごく薄くてヤワな感じのノートの紙です。この紙でこの程度の裏写りなら、十分OKだと私は思います。

プロッキーの太さ比較 薄く弱い紙への裏写り
注意:すごく薄く柔らかく弱い紙に書いています

公式サイトによると、全18色あるそう。
色弱者の見え方にも配慮した色や、詰め替え式でエコな点なども、プロッキーが好きな理由です。

商品紹介

プロッキー(太い方)

プロッキー(細い方)

ボールペン

弱視だからプロッキー

私が知っている中で一番太く書けるボールペンは、「1.6mm」の油性ボールペンです
一般的なボールペンは0.5mmのものが多いようなので、3倍以上ということは超極太です。
上の写真は、左から0.7mmのボールペン、1.6mmの黒ボールペン、1.6mmの赤ボールペン、プロッキーの一番細いペンの比較です。

これ以上太いのは開発・販売されないのかしらと思うのですが、冷静に考えてみると1.6mmのボールペン自体、お堅い書類ではもしかしたら「ボールペンで記入してください!(それはボールペンとは認められません!)」と言われるかも、と思うくらい一般のボールペンとは異なる太さ・濃さなので、これ以上の太さを求めるのは間違っている気もします。

とりあえず私はそんなに堅い書類とは縁が無いので、「要ボールペン(マーカーはダメ)」というものはすべて、この油性ボールペン1.6mmで書くことにしています。

鉛筆類

鉛筆に関しては、私はほぼ使う機会がなく真剣に検討したことがないため、結論は出ていません。
一時期4Bなどの濃い鉛筆を使ってみたこともありましたが、手と紙が汚れるんですよね。
次に色鉛筆を使ってみたのですが、汚れはあまりなかったけれど、書いた文字の色があまり濃くないので、鉛筆類は諦めてペンに移行してしまいました。
もし情報やアイディアを発見したら、追記したいと思います。

ノート類

無地にする

罫線が見えにくいですか?
ならばいっそ、無地にしてしまってはどうでしょう?
(私なんぞは、罫線があろうが無かろうが、自由に書きなぐってしまいますが)
上写真はコクヨの「大人キャンパス」。
A5、セミB5、そしてA4サイズもあります。
初めから自由に書くために作られたノート、しかも大人用。
なんだか気分も上がります。

太い罫線

日本点字図書館のわくわく用具ショップでは、ロービジョン(弱視)向けの、罫線が太く、その間隔も広いノートが販売されています。
もちろん視覚障害者でなくとも、誰でも普通に購入できます。

黒地に白文字

黒い紙に白のマーカーで書く、というのもアリです。
見え方・見えなさは人それぞれですが、目が悪い人で「白地に黒文字より、黒地に白文字の方が見やすい!」という人はけっこう多いようです。
私は持っていないので、手持ちの黒い紙と白いマーカーでの間に合わせですが、uniポスカ(白)や、ユニボールシグノ ホワイトなどが口コミも良さそうです。
私も試したらレポートを書きたいと思います。

白いマーカー

紙以外へのメモ

スマホのボイスメモ系のアプリなどに、喋ってメモをしておくのも便利です。
喋った声をそのまま録音して音声として保存するメモと、iPhoneのSiriなど音声認識機能を使って「喋る→音声を解釈して、文字として記録する」方法のメモとがあります。
音声認識機能はこの数年で素晴らしく進化しましたが、100%の精度ではないので、声をそのまま録音・保存するボイスメモの方が確実かもしれません。
この件に関しては、「ITは味方だ」の項で詳しく書きたいと思っています。